Q&A 自然素材の呼吸での 調湿効果ってなんですか?
2024-11-15
無垢の木や本漆喰などの自然素材は、呼吸により調湿効果があるといわれています。例えば梅雨や夏は、湿度が高くジメジメと不快な感じがします。こんな時、自然素材の呼吸は部屋の湿気や水分を吸い取り、室内を快適な環境に近づけます。
水分には2種類あり、素材の物質の分子と結合する結合水と普段私達の眼に見えることが出来る水、自由水があります。(結露は自由水が窓に付着することによって起こります。)
自然素材は呼吸により、吸い取った空気中の水分を自由水ではなく、結合水として素材の細胞が結合し、分子状態で取り込み、室内へ吸放湿し湿度の調整を行うのです。
湿気の多い日は、身近に植木や無垢の木などの呼吸する自然素材を置きましょう。湿度が50%前後に調湿された環境は、必要以上に暑さや寒さを感じることがなく、また、菌やウィルスも発生しにくいので、快適で健康に暮らすことができます。