Q&A〜巻尺〜
2024-10-10
巻尺(マキジャク)は、メジャー、スケールコンベックスなどとも呼ばれ、大工さん、職人さんに限らず、現場監督はもちろん、営業や設計士など現場に来る人は必ず持っている建築現場の必須アイテムです。
家づくりのあらゆるところを測るときに活躍します。様々な呼び名がある巻尺ですが建築業界では、土地や建物自体などの10㍍~50㍍位を測れるものを巻尺といい、現場内の高さや長さ約10㍍以内を測るものをスケールといいます。(工業業界では、コンベックスと呼ばれています。)
建築で使うスケールの帯には、メートルの単位と尺貫法の単位の両方が記入されていります。尺貫法とは、昔ながらの長さ・面積をなどを表わす日本固有の単位です。建築業界では、この伝統的な単位を現在も使っているのです。