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道具のお話し〜墨つぼ〜

2024-11-09

墨つぼは、現場で材木などを加工する時に正確な線を引くための道具です。材木などに引かれたこの線に沿って、ノコギリなどで切り、材木などを加工するのです。使い方は、墨のついた糸の先端に針があり、その針を材木に差し、糸車のついた本体を引っ張り、糸を緊張させながら必要な位置で固定させ、糸をつまみあげて放すと綺麗な直線が引けるのです。曲尺とならび墨つぼは、大工さんの高度な技術を象徴する道具です。墨つぼは、サシガネ・チョウナと同様に、昔から大工道具の三種の神器といわれ、大工仕事にはなくてはならない道具です。ちなみに昔の墨つぼは、使用する大工さんの手づくりでした。大工さんの道具に対する思いや、仕事に対する誇りが表れた一品といえるのです。

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