生活リズムが異なる家族が暮らす北側の自然と溶け込む平屋

北側借景の家

Concept

豊かな自然環境に溶け込む「北側借景の家」は生活リズムが異なるご家族が安らぐ場所。仕事に育児と忙しい毎日を送るご家族。おうち時間を豊かに、心置きなく過ごしてもらうために、起床から外出、帰宅から就寝まで家族みんなの生活動線をしっかりと計画することで、ストレスフリーな住まいが実現しました。

3人家族のA様は生活リズムがバラバラ。求めたのはお互いが気兼ねなく過ごせる平屋。眠っている家族を起こさず、家族がしっかりと休める住まいにすることが願いでした。北側には川が流れ、緑が生い茂る遊歩道がある恵まれた敷地に建つ「北側借景の家」。建築家/河勝崇道が提案したのは、絶景を臨める北側にLDKを配置し、休息を取る寝室をLDKから離したプランでした。

自然と溶け込む

敷地の北側は遊歩道に続く庭を確保し、テラスを設けました。テラスに続くように配置されたLDKでは、豊かな緑を鑑賞できます。北側リビングは暗い？と思われがちですが、南の窓から日が入り、明るい空間となっています。スタディーカウンターやキッチンも北側向きに配置されて、LDKどこにいても景色を楽しめます。A様が希望されていた「軽井沢のような暮らし方ができる空間」が実現しました。

生活リズムが異なってもストレスなく暮らせる

深夜に仕事へ出かけることがある旦那様の願いは「寝ている家族を起こさずに身支度すること」でした。そこで、玄関近くに旦那様専用のお部屋を設け、奥様とお子様のお部屋をLDKを挟むように配置しました。旦那様は生活音気にせず身支度して出かけられるようになりますし、奥様とお子様もぐっすり眠れます。日中、奥様とお子様が活動していても旦那様はゆっくりと休むことができます。お互いの生活リズムを崩さずに仕事や育児が続けられることで、健やかに過ごせる環境が整いました。